2012年 07月 19日
さあ、八方池を後にして、登山道を登り始めます。 しばらくは、途中にある「丸山」っていうところを、登ります。 緑の間から見える下界と、青い空、雲を見ながら進みます。 耐え抜くみどり ここは北アルプス、それは風も凄いことになるのでしょうね。 そこに耐え、成長するには、その逞しさが滲み出してきますね~。 ここでは、雲の立体感を、うまく描写できているか?木々の緑は、細かく描かれているか? の確認です。 元データでは、細かく描けているのですが、Jpegに変換するとなんか??って感じ。 これは、要研究です。 忍び寄る冷気 まだ夏山に完全に移行出来ていないため、道も「冬道」と「夏道」へ交互になっています。 (冬道は、残雪の上のルート、夏道は、土ベースのルートです) 雪渓からわき立つガスの感じや、光がさした緑の描写もちゃんと表現されている。 細かな枝の細部もきれいに写し取っている。(ブログ画質の為、今一ですが、自宅PCでは!!って感じ) 解き放たれた空間 さすがに通常ではあまり見ない光景ですよね~。 まるで緑の丘の向こうは、別世界って感じで(ちと大袈裟ですかね) 雲が、こんな立体的に感じるもの、ちょっと視点の違う山からだからなのでしょうか? 恥ずかしがり屋さん ちょっと順番間違えたかな? わき立つガスで山全体を見ることはできませんでしたが、途中に見える山肌、迫力を感じます。 岩の質感や、緑の綿密な描写は、しっかり感じとれますね。 当然コンデジですから、三脚も使っていないし。 自然のライン 雲の間から漏れる光が、山肌の緑を、優しく照らす。 緑の立体感や、残雪の雰囲気もちゃんと感じさせてくれますね。 ガスに見える登山ルート え?確かここ唐松岳は、初心者ルートなんだけど・・・おいおい ルートは、急に厳しくなり、さすが北アルプスの険しい感じのルートが現れます。 しかもこれが、ガスで先がすぐに見えなくなっちゃう! ところで、画面中央上に、人影って気づかれましたか?? そうここをさらに進んで行くんです。 (これも元データでは、もっとシャキッと写っているのですが、どうもうまく処理できません) ここら辺までは、楽だったのに ちょっと振り返ると、今までのルートが確認できます。 そこも、下からのガスで、一瞬にして見えなくなったりしてますけど。 木々の間に見える登山道、人が一人しか通れる隙間がありません。 こういう時は、行きかう人の、譲り合いと優しさが必要ですね だから山では、行きかく人、すれ違う人との挨拶が、欠かせませんね。 もうどうなっているんだか、わかりません これは、2枚前の人影が見えたあたりから、横を見下ろした1枚。 もうどうなっているんやらわからない状況ですね。 いわゆる崖ですわ。登山ルートは、岩の隙間を抜けたり、岩に打ち込まれたザイルをしっかり掴みながら、 左右の切り立った崖に落ちないように慎重に進みます。 これが左右も前後も、ガスでみえないんだから、そりゃ久々に山に来た私も不安モード全開です。 やっと見えた「唐松岳頂上山荘」 前の写真から、鎖場(岩の壁面にザイルあるいは鎖が打ち込まれていて、捕まりながら通るルート)や、 梯子を数か所通って、やっとたどり着いた山荘。 本当は、もう少しゆっくり登り始めて、ここで泊ってみたかったんだけど、今回は、連休も取れそうもなかったし、天気も微妙だったので、見るだけ~。 今回の目的の「唐松岳」の山頂は、この光景を見て、右手方向にもう少し登って行きます。 しかしこの日は、もうガスばかりで、本来なら見える絶景の山並みや山頂からのパノラマも一切見れず! しばし山頂(標高2696m)で、背負ってきた、コンビニおにぎりを、しばし食べて、少しの休憩。 ここへ到着したのが11時半位でしょうか?登り始めて3時間半程度の行程でした。 ゆっくり下山 まあそんなこんだで、自分の体力のなくなってきたのを、つくづく実感したひと時でした。 下山途中で、なんか立ち止まる人たち・・??って思って聞いてみると「ほらあそこ雷鳥の親子!」 その指差す方向には、雪渓のガスの中に親鳥と動き回る子供たちを確認。そりゃかわいいもんです。 登山の約束事「雷鳥は、温かく見守って、決して脅かしてはいけません」 でも今日の装備のDP2 Merrillの40mm相当のレンズでは、撮れる距離ではありませんね。 下山途中は、小雨に降られながらとなりましたが、雨具を着るほどでもなく、程よい涼しさとなりましたが、 脚がぁ・・あまり時間がないので、頑張ってきたけど、体を鍛えなきゃ! っと、また車を4時間半ほど走って、無事帰ってきました。 今回のテストでは、SIGMA DP2 Merrillの描写性能の高さを、つくづく感じさせられましたね。 それは確かに、ここまでの細かく切り取る必要のないスナップや、動きの速い被写体を狙うなら、 この選択は不要ですが、風景などでは、状況にもよりますが、かなりの性能ですよ! (しかしバッテリーの持ちには要注意です。今回、フル充電じゃなかったけど、最後の方は、バッテリーが切れて2個目を使用)と、ちょっとしたレポートでした。
by akimina3
| 2012-07-19 22:14
| 自然
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